知っておきたい中古車オークションについて

中古車オークションとは、ディーラー、中古車販売店、買取専門店などの中古車取扱業者が集まって車を売買する、業者専門のオークションのこと。現在では全国の約90%以上の中古車がどこかの中古車オークションを経たものだと言われるほど、巨大な市場に成長しています。オークション会場も中古車台数の増加に伴って増え続けており、現在では日本全国で160を越えました。ほぼ毎日、全国各地でオークションが開催され、様々な中古車が売買されています。

参加できるのは条件を満たした業者のみ!

良質かつ公正な取引を行うため、中古車オークションに参加できるのは以下の条件を満たした業者に限定されています。

  • 常設の営業所を有し、現に営業活動を行っていること
  • 古物許可証を所持していること
  • 2名以上の連帯保証人をつけること(不動産所有者に限定)
  • 代表者連帯保証があること
  • 保証金を支払うこと

また、上記以外にも代表者、連帯保証人の所有不動産の登記簿謄本、固定資産課税台帳、保証金などが必要になってきます。このように、中古車オークションは誰でも参加できるわけではありません。だからこそ、良質な取引が行われているとオートロマンは考えます。

オークション会場はこんなところ

当社の社長佐々木はよく、ブログ「お宝発掘日記」で「今日はどこそこでオークションでした」といったお話をしています。中古車オークションについては上記にもありますが、こちらではもっと参加者視点で、「どんなとこでやってるの?」「どんな経験ができるの?」といったことを紹介できればと思います。

オークション会場から注意されない範囲で写真を撮って参りました(このレベルでも駄目かもしれませんが……)ので、ぜひ参考にしてください。これを読めば、中古車がもっと身近に感じられるかも!?

オークション会場ってどんなとこ?

入口

オークション会場の入口の写真です。オークション会場は、全国のいろいろなところにあります。当社は基本的には関東を中心に回っていますが、予約を頂いた車種が地方で出品される場合には、地方にも飛びます。

エントリー

会場に到着したら、まずは出欠確認。会員カードを青い機械の右側のスロットに入れることでオークションにエントリーされます。無事エントリーが済むと、左側の取り出し口から食券が出てきます。朝食、昼食共に無料です!

エントリーしたあとは…

席

エントリー後は、席を確保しておきます。写真は夕方に撮ったのでガラガラですが、参加者が集まる午後2~6時くらいはかなり混み合います。席の奪い合いです。

食堂

席を確保したら、エントリーしたときに受け取った食券を握りしめて食堂に向かいます。雰囲気としては大学の食堂や社食に近いでしょうか。厨房のおばちゃんの笑顔が心を和ませてくれます(中には怖いおばちゃんもいますが……)。

朝食

朝食は、毎回こんな感じです。会場によっては納豆が付いていることもあります。海外の方は宗教上の制約で食べられないものがあったりするので、昼食のメニューはバリエーション豊かに揃っています(写真を撮り忘れましたが礼拝室もきちんと完備されています)。ちなみに、今までで一番おいしかったのは仙台の海鮮丼です。

下見をしておきます

下見

朝食が済んだら、早速下見。写真ではかなり遠くに映っていますが、お分かりいただけるでしょうか? 物凄い数の車が集まっています(この日は約15,000台でした)。あまりにも広いので構内を循環バスが走っていたり、自転車を持参して回っている人がいたりしますが、私はオーラを発している車を見逃したくないので、基本的に徒歩。もちろん事前に出品されている車両はチェックしてあるのですが、それでは見落としもありますし、やはり「生」で感じることが重要なので。予約注文を頂いている車両がある場合には、ここから直接お客様にお電話し、現車の状態などをご説明します。状態を見て駄目だと感じたら、その事を正直にお話してお客様には見送って頂いております。 非常に辛い瞬間です。

高級車

高級車が集まるあたりの写真です。高年式高級車は施錠されているため、鍵を管理している小屋の近くに並んでいます。

名車

さらに上を行く高級車たちは、屋根付きの場所で大切に保管されています。

名車2

ズームしてみると、ガヤルドとテスタロッサでした。こんな車が出品されていることも、決して珍しくありません。お探しの方はぜひ一度お問合せください。

いざオークション!

セリ

いよいよオークションの時間! 15,000台も出品されているので、狙っている車の順番が来るまで数時間待つこともあります。しかし、1台あたりのセリはわずか10秒足らず。一瞬の勝負です。画面にA,Bふたつのレーンが表示されているので、まずどちらの車が狙いのものなのか確認します。

ボタン

応札はこのボタンで行います。Aレーンならオレンジボタン、Bレーンなら赤ボタンを押します。国産車は一押し3,000円、輸入車は5,000円です。出品者が手放しても良いと考える「うりきり価格」(最低落札価格)に達しなければ、どんなに応札しても落札はできません。うりきり価格に達してからも価格はじりじりと競り上がる事が多く、どれだけその車が欲しいかという情熱とお客様と契約した上限予算によって勝敗が決まります。たった数万円の差で、めったに出会えない車を逃す事もあります。

見事落札すると、落札したことを伝えるブザーが鳴ります。「確かに私が落札しました」 という意思表示のために、四角い「確認ボタン」を押すことでブザーを止められます。ここまでやって、1台のセリが終わります。所要時間は8~10秒といったところです。

調整室

ちなみに、「うりきり価格」はあらかじめ決まっているわけではありません。出品者が会場内にいて、「もう売ってもいいかな」と思ったタイミングで、うりきり価格に達したことを知らせるランプを点灯させるのです。どのくらいの人が応札しているのか確認しながら、「引き際」を見極めて「うりきり」ランプをつける……これがオークションの駆け引きです。

商談

うりきり価格に達しなったかった場合は誰にも落札されず、「流札」となります。ただし、そのあと買取り希望者と「どのくらいの値段なら手放していいか」を話し合う商談をすることも可能です。思いのほか安く手放してくれる場合もありますが、その逆に、言葉を失うような価格を提示する人もいます。もし、私が現地からお客様にお電話して、「商談で落札しようと思いますがいくらまでなら良いでしょうか?」と尋ねた場合は、そういう状況なのだとご理解いただければ幸いです。商談が決裂してしまった場合は、キッパリと諦めるしかありません。

以上簡単ではありますが中古車オークションのイメージを少しでも掴んで頂けたら幸いです。

中古車オークション代行サービスのメリットとデメリット

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代行サービスと費用

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